自然由来、和の蜜香ただよう「有機和紅茶」のヒミツ


こんにちは、兄の達矢です。

最近ペットボトルでの販売も始まり、皆様に認知していただけるようになった和紅茶。 和紅茶は、日本人に馴染みの深い緑茶の風味が残り、西洋の香りも届いてきそうなお茶です。

本日は私たちが提供する有機和紅茶のこだわりについてお話ししたいと思います。

日本人に寄り添うハイブリッドティー


 日本茶

和紅茶は国産の茶葉で作られた紅茶のことで、普段みなさんが緑茶として飲まれている品種と同じ茶葉から製造しています。 その生産量は日本全体のお茶生産量から見るとわずか0.13%程度と、希少なお茶です。

和紅茶は海外産の紅茶と比べると、自然でまろやかな口当たりのものが多いですが、その中でも私たちは甘味にこだわったお茶を選別しています。

甘味のあるお茶はリラックス効果があり、人の心を和らげてくれます。 また、食材との調和が生まれやすく、ペアリングにも向いているのです。

静岡の山間に息づく自然の味


yahime saryoで販売している有機和紅茶は、静岡県藤枝市において生産される「(有)人と農 自然をつなぐ会」の「やぶきた種」です。

10代以上続く茶農家で1976年に有機・無農薬栽培に切り替えられ、1981年から和紅茶を作り続けています。

紅茶においては、「日本の食文化にあった、砂糖を入れなくても甘く、ストレートで飲める紅茶を作りたい」という思いから、栽培から製造までこだわって作られています。

通常、有機・無農薬での栽培でお茶の甘味を引き出すことは難しいと言われています。

しかし、こちらでは甘味を引き出すために、普通なら害虫と呼ばれる「ウンカ」に葉を噛ませ、甘味を引き出す栽培方法を採用しています。

※ウンカに噛まれた茶葉は、酵素により化学成分を変化させ、紅茶の香りを高め、蜜香と呼ばれる芳しい甘味を生み出します。

また製造する工程においてもこだわりがあり、特に揉捻という茶葉を揉む作業においては、後々の発酵をより促すために、紅茶に特化した揉捻機をスリランカから輸入しています。

そして、茶師による発酵管理が行われ、唯一無二の日本人の食文化に寄り添った自然の甘味が特徴的な美味しい紅茶が作られるのです。

秋のマカロンと和紅茶


有機和紅茶のもつ蜜の香りと甘味が、金木犀の甘い香りに溶け込み、それぞれの香りを引き立て合います。 そしてニッキの香りに導かれ、和栗と巨峰が和紅茶と交わり合い秋の魅惑の香りが生まれます。 それは人の手ではなく、この季節だけ感じることのできる、自然が生んだマリアージュ。

そんなyahime saryoが提案するティータイムが皆様のこころを潤す時間になればと思います。

秋が深まってきた今日この頃、この時期だけしか味わえない「お茶とマカロンのマリアージュ」をぜひこの機会に楽しんでみてはいかがでしょうか。

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