自然の恵みがはぐくむ。甘み・旨みの強い「奥八女煎茶」


こんにちは、兄の達矢です。

朝夕ひときわ寒さが増す、肌寒い季節になりました。

温かいものが恋しくなる今日この頃、yahime saryo の奥八女煎茶で
心身ともにあたたまるティータイムはいかがでしょうか?

今回は、私たちが父とともに丹精を込めて育て、仕上げた「奥八女煎茶」について、その甘みや旨みのヒミツをお話しいたします。

自然の恵みと手間を惜しまない美味しさへのこだわり


yahime saryo の奥八女煎茶は、渋みが少なく、甘みや旨みが強いことが特徴。

その特徴には、栽培される環境と育て方に大きな秘密があります。

奥八女煎茶が栽培されている茶園は、福岡県の南部・筑後地方に位置する耳納連山を背にした標高の高い急傾斜地で栽培されています。


山の恵みを多分に受けたミネラルの豊富な土は、茶葉にたくさんの甘み・旨みを蓄えさせます。

さらに、標高が高い山間部で朝夕に発生する霧も、茶葉が甘み・旨みを蓄える大きな要因の一つです。

実は、茶葉は強い日光を浴びすぎると甘みや旨みの成分が、渋みや苦みの成分に変化してしまいます。

しかし、朝夕に発生する霧は適度に日光を遮り、茶葉には多くの旨み成分が残るのです。

秘密は自然の恵みだけではなく、栽培方法にもあります。

肥料の一つである油粕は、土中の微生物を活性化させ、より茶葉に栄養が行き渡る土壌へと改善してくれます。

特に2022年は、そんな油粕の一級品を秋と冬に使用。

結果、福岡県で行われた新茶入札会の初日、煎茶部門で1番高い価格で落札される煎茶を仕上げることができました。


その他にも、水やり、新芽を守る霜対策、剪定など、ほとんどを人の手で手間を惜しまず栽培しています。

このように奥八女の自然の恵み、そして手間を惜しまぬこだわりによって、甘み・旨みの強い奥八女煎茶が生まれるのです。

奥八女煎茶から生まれるマリアージュ


yahime saryoでは、4種類の煎茶茶葉をお届けしております。

「さえみどり」「おくみどり」「つゆひかり」「yahimeブレンド」それぞれが独自の個性を持っており、和菓子だけでなく洋菓子やお食事にも合います。


渋みが少なく、甘みの強い「さえみどり」は、
ホワイトチョコなどの上品な甘みの洋菓子と合わせることで甘みが引き立て合うでしょう。


マイルドなコクと濃厚な旨みをもつ「おくみどり」は、
ガトーショコラなど味の濃い洋菓子に旨味の強さが調和し、お互いの味が際立ちます。


すっきりとした甘さとコクの強さ、芳醇な風味が特徴の「つゆひかり」は、
スパイスケーキなどの焼き菓子とよく合い、風味をプラスしつつ、後味は爽やかに感じます。


甘み、旨み、苦みのバランスがよい「yahimeブレンド」は、
素材の味を引き立ててくれるため、主に日本食のお食事中のお飲みものとしておすすめです。


同じ奥八女煎茶でも品種が異なれば、水色や香り、味に個性が生まれます。

それぞれを単体で口にしたときには感じられなかった、新たなおいしさに出会えるのがペアリングの魅力です。

あなたのお気に入りのスイーツには、どちらのお茶が合うでしょうか?

新たなペアリングから生まれるマリアージュを探す時間も、ティータイムをより彩ってくれることでしょう。

奥八女煎茶があなたの穏やかなひとときのお供となれば幸いです。

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